何故「LT動画」で参加しようと思ったのか

本エントリは「#ssmjp Advent Calendar 2018」の23日目の記事です。
前回(19日)はtokinkoujuさん、明日はjunjunさんです。

去る12/7の#ssmjpで、LT大会に動画の提出という形で参加しました。
資料は以下にアップロードしてあります。

LT動画を作ってみたLT(動画) from silpheed

会場がセガサミーさんということで多少のネタを入れてありますが、正直、あまり中身はないというか…。それでも、まあまあ盛り上がってくださったようで、動画での参加を許可いただいた運営の方々、ならびに会場で見てくださった方々にお礼申し上げます(動画の公開は不適切であれば削除いたします)。

何故、動画を出してみようと思ったか、なのですが、資料にある通り「参加したかったから」なのですが、もっと具体的に言うと、会場へ移動して直接登壇する以外で登壇できるものか、してみたらどう思うのか、というのが知りたかったのが一番の理由です。

今年は、時間の都合で登壇や参加ができなかった回もあったのですが、糖尿病網膜症の治療の影響で視野が狭くなり、当初思ってもみなかったほど移動が困難になってしまいまして、明らかに行動に制限がかかるようになってしまいました。

人混みどころか、見えていた頃には「すいてるな」くらいの感覚の交通量のところでも、左右の往来、後ろからの追い抜き、そして、左右確認のため目線や首を動かしている「逆の方向」からの往来が見えずに、移動時の恐怖感と心労が案外あるな、ということに気づきました。
通勤時は白杖をついて歩きますが、見ない人は見ないんだなあ…という経験も多くあり、移動に対してとてもナーバスな気持ちになることもありました。

見えなくなってしまったものを、何とか見えるようにできないかと、いろいろと調べたり考えたりしてみたのですが、結論として、そんなものはないです(あったらとっくに見つかってるし医師も教えてくれます)。

少なくとも現時点では「見えないものは見えない」を前提として考えなくてはいけません。

そのとき、果たして自分は、移動のリスクを取ってでも勉強会や、その他課外活動的なものに参加する価値観を持てるだろうか、それとも、リスクは避けて参加する方法を模索すべきだろうか、またそれとも、リスクは取らずに参加以外の他の方法を考えるのが良いのか…それを判断、というか、いろいろやってみて、自分はどうなんだろうなあ、というのを知るきっかけにならないかな、と思い、その一環として、移動せずに参加というのはどうなんだろう、というのを試してみた、というところです。

本当は前述のLTを、会場で皆さんの前でお話ししたかったことには変わらず、「でもやっぱり参加したかった」というのは、正直な気持ちです。というか、動画は提出しつつ、スケジュールの都合がつけば移動するつもりでした。仕事がお察しだったのは、変わらなかったわけですが。

それで実際、どうだったかといいますと、動画作成はそれなりに手間がかかるので、その方法で参加するなら、話す内容もしっかり考えて作らないと、労力の割に合わない(見てくださる方に申し訳ない)かなあ…と。今回の動画でいえば、5分の中でも、もう少し丁寧に制作の過程を説明すべきでした。試行錯誤しながらの作成で、時間に追われながらだったとはいえ、次回以降の課題としたく思います。

趣味がDTMの関係で(昔は仕事がDTMだったのですが)、音声の編集や加工については、こうすると楽だなあ…という内容は結構あったので、機会あればそのあたりについて発表できればと思っています。

あとは、運営の方々には少しお話ししたのですが、遠隔での中継(配信)による登壇にも、機会あれば挑戦してみたいです。「遠隔でも流していいよ!」と思われるような発表を考えないといけませんが。でもきっと最初は「遠隔でLTしてみたLT」になる気がする。

またお目にかかることもあるかと思いますが、その節はどうぞよろしくお願いいたします。

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